2016年2月25日
天神さんの日
今日2月25日は学問の神様と謳われる菅原道真公のご命日です。福岡県大宰府に追われ、京の都を去るとき「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と、自宅のお気に入りだった梅を読んでいます。そして後に、その梅が道真公を追って大宰府まで飛んでいったという飛梅伝説もあるくらい、道真公は梅を心から愛し、梅からも慕われたのでしょうね。
そんな天神さんの日の大阪城梅林の模様をお伝えします。普通咲きの品種が満開近いくらいの状態と見受けられます。内濠の東側の雁木坂から目前の梅林が見下ろせますが、紅白の花がいくつも重なり合って、あたかも梅の樹海のようでした。梅林内で写した一コマですが、細い枝の先に止まる小鳥は残念ながら、鶯ではなく、雀のようでした。
これから遅咲きの梅も次々と咲きはじめ、3月中旬頃まで長い期間に渡って楽しませてくれる梅林です。なお、大阪城公園には桃園もあり、こちらも3月の話題として今後お伝えしたいと思います。