2017年7月8日
今日は京都の仕事のあと、深草にある黄檗宗の石峰寺を取材に訪れました。ここは、江戸時代の画家伊藤若冲が草庵を結び、五百羅漢を作成した寺で、裏山の静寂な竹藪には、様々な表情の五百数十体もの石像が、風雨で丸みをおび、苔むして置かれており、独特の空間を感じることができました。写真でご紹介できるのは、本堂前の草木のみで、蓮の花や、白蝶草と桔梗が並び咲く模様、それから水色のニンジンボクにアオスジアゲハが戯れている様子を写すことができました。その他、橙色の金魚草、薄紫色で房のように咲いている擬宝珠(ギボシ)や半夏生も見ることができました。